化学物資が原因の体調不良について

体調不良の隠れた原因
遅延型アレルギー

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アレルゲンに接触してから症状が出るまでに時間がかかるものが「遅延型」に分類されます。

原因を特定しにくく、症状も広範囲にわたるため、体調不良の原因がアレルギーであることに気づきにくいという特徴があります。

金属アレルギーも遅延型に分類されています。

即時型と遅延型の違い

■即時型アレルギー
・短期間(多くは30分以内、遅くても2時間以内)に症状がでる
・アナフィラキシーなど重篤な症状を伴う場合がある

■遅延型アレルギー
・症状が出るまでに数時間~数日かかる
・同じアレルゲンでも毎回同じ症状が出るとは限らない
・重篤な症状は出にくいが、症状が多岐にわたる
・体調不良が継続する
・金属アレルギーのように数年から10年以上かかるケースもある

遅延型アレルギーの症状

循環器系、消化器系、神経障害など、様々な症状があります。

発疹、湿疹、にきび、肌荒れ、アトピー性皮膚炎、ドライアイ、多汗症、体重増加、喘息、鼻水・鼻づまり、便秘、下痢、むくみ、不安神経症、集中力低下など

遅延型のフードアレルギー

遅延型フードアレルギーは主に腸内環境のバランスが崩れることで発症します。
検査も遅延型と即時型で異なります。

即時型アレルギーの検査の場合、血液検査でIgE抗体の量を測定しています。
どのIgE抗体をどれだけ持っているかで、アレルゲンを特定しています。

遅延型アレルギーはIgE抗体で特定することが出来ないため、専用の検査が必要となります。

遅延型の場合、同じものを食べても腸内環境の状態により必ず一定の結果がでないところも厄介な点です。

原因と検査については、以下のサイトが参考になりました。

遅延型フードアレルギーと治療・検査について
http://www.konishi-clinic.com/symptoms/food-allergy.html

ストレスが原因で腸内細菌のバランスが崩れ、腸内環境が乱れると腸の粘膜の細胞と細胞の間に隙間が出来るのです。そして、出来た隙間から通常では通れないようなペプチドやたんぱく質が血液中に漏れ出るようになるのです。このような状態を「腸管漏出症候群(リーキーガット)」と言います。
そして、このようなリーキーガットの状態では、十分に分解されていない大きな分子が血液中に入るため、アレルギー反応を起こします。これが「遅延型フードアレルギー」です


遅延型アレルギー検査をした結果、多くの食品が該当するという結果になることも多いです。
そのため原因となる食品を排除するだけでなく、腸内環境を整えるこが重要になります。

遅延型の金属アレルギー (歯科金属アレルギー)

歯の治療で金属を使った場合、金属が溶け出し、体内に蓄積して歯科金属アレルギーを発症することがあります。数年から10年以上かけて発症するケースもあるため、歯の金属が原因だと気づくことが難しい遅延型のアレルギーです。


遅延型アレルギーはCSの悪順感の1つ

遅延型アレルギーは本来は腸内フローラで取り込まないものまで体内に取り込んでいる状態です。そのため排出されるはずの重金属や化学物質も体内に取り込み、蓄積しやすい環境となっています。


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