身近な原因と対策
シャンプー、リンス、ボディーシャンプー、石けん
シャンプーなどに使われている界面活性剤は、油分と水分を混ぜ合わせるための成分です。
危険性の高い石油系合成界面活性剤と、安全性の高い植物性界面活性剤に別れます。 圧倒的に石油系の方が多く使われています。理由は植物性より洗浄力が強いからです。
表示名 | 使用されている化学物質 | 症状、危険な理由、使用目的など |
・界面活性剤 (石油系合成 界面活性剤) ・乳化剤 ・洗浄剤 ・発泡剤 ・保存剤 ・変質防止剤 ・湿潤剤 ・保湿剤 |
ラウリル硫酸ナトリウム (ドデシル硫酸ナトリウム) ラウリルエーテル硫酸塩 |
目の炎症、アレルギー反応、乾燥肌、皮膚炎の発症、髪の成長を弱めるなどが報告されている。 皮膚から浸透し、肝臓・腎臓・肺・脳に達して残留する。 免疫系に障害を与える可能性有り。 成長期の間に触れると、目に障害をもたらす事もある。 |
トリエタノールアミン (TEA) |
皮膚から吸収され、目、皮膚、粘膜を刺激する。皮膚炎や発疹をおこす。 | |
ラウリル硫酸塩 ラウリル硫酸ナトリウム アルキル硫酸エステル塩 (AS) |
口に入ると味蕾細胞を壊す。 粒子が75ミクロンと小さいため、皮膚に吸収されやすい。 女性は胸や子宮、男性は睾丸に蓄積されやすい。 |
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ポリエチレングリコール | 皮膚からの毒性は低いが、飲み込むと肝臓・腎臓に障害をもたらす疑い有り。発ガンやアレルギーをおこす可能性もある。 | |
ラウリル硫酸トリエタノールアミン | 皮膚の乾燥、荒れ、皮膚炎、目に障害の恐れ。 毒性が強い。妊娠直後のマウスに塗ると、受精卵が死ぬという報告があります。 |
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エデト酸塩 (EDTA) ( キレート剤) |
皮膚、粘膜、目に刺激有り。ぜんそく、発疹などのアレルギーを誘発する。口から摂取すると、カルシウム欠乏症、血圧低下、腎臓障害をおこす。 アメリカでは1970年に使用禁止になっている。 |
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プロピレングリコール | 皮膚炎。染色体異常の恐れ。 過剰摂取で赤血球の減少、肝臓、腎臓、心臓、脳障害の恐れがある。皮膚への浸透が非常に早い。 アメリカでは6歳以下の子供へ使用が禁止されている。 |
・使用量を極力少なくする。
・安全性の高い植物性界面活性剤を選ぶ。
国で規制されていないため、メーカー側は安全としています。
メーカーのサイトのAQコーナーでも、これらの化学物質への質問に、はっきりと安全です!と答えているものもあります。
危険視されている石油系合成界面活性剤は200種類を超えると言われています。