色々な体調不良
アレルギーの種類について
化学物質過敏症になると、他のアレルギーも併発しやすくなります。最近は電磁波過敏症が問題視されるようになってきました。
- 金属アレルギー
・金属アレルギー
・歯科金属アレルギー - 過敏症
・電磁波過敏症
・感覚過敏 - 非免疫系
・日光アレルギー
・寒冷アレルギー (寒冷じんましん)
・温熱アレルギー (温熱じんましん)
・寒暖差アレルギー
・コリン性蕁麻疹 - 免疫系
・食品アレルギー (即時型、遅延型)
・アトピー
・花粉症
・ダニ、ホコリアレルギー
・ペットアレルギー
・ゴム(ラテックス)アレルギー
金属アレルギー
金属は体内に蓄積されれ、アレルギー以外にも問題を起こす危険があります。金属アレルギー | アレルゲンである金属に触れることで発症する接触型と、金属が汗や水分でイオン化したものが体内に入り全身に症状がでる全身型があります。 症状がでるまでに時間がかかるため、遅延型アレルギーに分類されます。 ニッケル、コバルト、クロム、水銀などが起こりやすく、金やチタンなどは起こりにくい。 |
歯科金属アレルギー | 歯の治療で使用した金属の詰め物が原因で発症する金属アレルギー。 体内に吸収され全身に様々な症状がでますが、発症までに時間(数年から10年以上)かかることがあるため、歯の金属が原因と気づけないことも多い。 |
過敏症
過敏症は免疫反応が原因ではない疾患です。化学物質過敏症と似ており、吐き気や頭痛、めまいなど多岐にわたります。
電磁波過敏症花粉症 Electrical Sensitivity (ES) |
家電製品、パソコン、高圧送電線の近くなどから発生する電磁波が原因とされている。パソコンや家電製品に近づくと、症状が発生する。高圧送電線の近くで過ごす機会の多い人は、発症する危険が高いとされている。 ※化学物質過敏症と一緒に併発する人も多いという報告が出ています。 |
感覚過敏 | 五感 (聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚)に現れる症状。 先天的なものや病気が原因の場合もありますが、大人になってからストレスや環境的要因で発症する場合があります。 |
非免疫系
非免疫系は皮膚への刺激で起こるものが多い。アレルゲンの刺激により、皮膚組織内の細胞からヒスタミン(かゆみの元)がでる事で発疹や赤み、かゆみなどの症状がでることがあります。
日光アレルギー | 日光(紫外線)にあたることで発症。 |
寒冷アレルギー (寒冷じんましん) |
体温よりも低い温度の外気や水、物に接触することで発症。 |
温熱アレルギー (温熱じんましん) |
体温が上昇することで発症。温水に触れたり温風にあった箇所など、部分的な体温の上昇でも発症する。 |
寒暖差アレルギー | 温度差が7℃以上あると発症しやすい。 自律神経の乱れが原因とされている。 くしゃみ、鼻水・鼻づまりなど花粉症の症状に似ているが、発熱や目のかゆみは起こらない。 |
コリン性蕁麻疹 | 運動や入浴などの発汗刺激で発症。 入浴などの温熱刺激で発症するため、温熱アレルギーと判別しにくい。 |
免疫系
1型から4型まで分類があり、花粉症などの一般的なアレルギーは1型とされています。くしゃみ、鼻水などから、アナフィラキシーショックという命に関わる症状まで程度は様々です。
食品アレルギー | アレルゲンである食品を飲食することで発症。 食物アレルギーには、すぐに症状が現れる即時型と、数時間から数日かかる遅延型の2つのタイプがあります。症状も大きく異なります。 遅延型は原因を特定しにくく症状が多岐にわたるため、体調不良の原因であることに気づきにくいという特徴があります。>「遅延型フードアレルギー」について |
アトピー | 皮膚に症状の出るアレルギーとして有名ですが、発症する詳細な原因までは、はっきり解明されていない部分も多い。 アレルギー性のものと、非アレルギー性のものに分かれているため、免疫系のアレルギーのみに位置づけられない部分もあります。 化学物質のホルムアルデヒドが症状を悪化させるという報告が出ています。 |
花粉症 |
アレルゲンの吸入により発症。 杉、ヒノキ、白樺など、植物の花粉が原因となる。 |
ホコリアレルギー・ ダニアレルギー (ハウスダストアレルギー) |
アレルゲンの吸入により発症。 ホコリやダニ(死骸やフン)が主な原因。 |
ペットアレルギー (動物アレルギー) |
アレルゲンの吸入や接触により発症。 体毛、フケ(皮膚がはがれ落ちたもの)が主なアレルゲン。 |
ゴム(ラテックス) アレルギー |
アレルゲンであるゴムに触れることで発症。 天然ゴムラテックス製品などが原因となる。 |